インクルーシブ研修だより
平成28年度(2016年度)
号 | タイトル | 発行日 |
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1 | 杉四小のインクルーシブ教育をどう考えるか | 4月11日 |
2 | 一般的にインクルーシブ教育とは? | 4月22日 |
3 | 「わかりましたか」「いいですか」をやめませんか。 | 5月7日 |
4 | 子どもと指導者の感覚のズレ | 5月23日 |
5 | 「先生の話を聞くこと」 | 7月21日 |
6 | 「わがまま」「自分勝手」「マイルール」 | 7月25日 |
7 | その子はどう思っているのか | 9月26日 |
8 | 授業の充実こそが鍵 | 10月11日 |
9 | 学級の荒れが起こる7つのパターン | 10月14日 |
10 | 先生と子どもの関係 | 10月17日 |
11 | 「小さじ一杯の工夫」 | 2月1日 |
12 | 「待つ」ことの大切さ | 2月8日 |
13 | 療育的視点をもつ | 3月21日 |
この「インクルーシブ研修だより」は昨年度、杉四小の職員に配布したものです。12月の公開報告会にも、そこまで発行されていたものをまとめて配布しました。また、済美教育センターでも回覧されていたようです。
「インクルーシブ教育」を国も都も明確に定義づけている訳ではありませんし、専門家の中でも考え方は様々です。ですから、この研修だよりに書かれていることが絶対だということではありません。大事なのは、指導者一人一人が自分なりの思いを持ち、主体的に授業を進めていけるようになることだと考えます。
情報がないからわからない、考えたこともないからわからない、という言い方は、今後できないだろうと思っています。先生方が自分なりの思いを持つために、少しでも情報提供ができたらいいな、考える材料としてもらえたらいいな、と思いながら書いてきた側面もあります。
新しい学習指導要領では、「主体的・対話的で深い学び」を目指しています。これは、児童だけではなく、教員もまた「主体的・対話的で深い学び」が求められている、と考えています。ぜひそうした視点で、研修だよりを読んでみてください。(昨年度読まれた方はぜひ読み返してみてください)
今年度は、ここまでの研修だよりを踏まえながら、また月に一回くらいのペースで研修だよりを出したいと思っています。それが私にとっての「主体的・対話的で深い学び」だと思うからです。
杉四小は、今年も5つの柱(①小中一貫教育②子小連携教育③学力向上④体力(からだ力)向上⑤インクルーシブ教育)で教育を進めていきます。インクルーシブ教育について研究と実践をさらに深められたらと思います。
平成29年5月2日
杉並区立杉並第四小学校
校長 高橋 浩平