2018-11-16

和菓子体験教室


今日は、6年生が和菓子作りを体験しました。私の昔からの知り合いである東京製菓学校の先生方が来てくださって、本格的な上生菓子作りを6年生に直接指導してくれます。


最初に和菓子の歴史や素材などさまざまなお話をしてくださいました。この方は、東京製菓学校の梶山校長先生。和菓子技能試験の審査員をするほどの先生です。

子供たちを前に集めて、作り方を教えてくれています。みんな、興味津々に手元をみています。今日は2クラスずつ2回に分けて体験しました。

今日作るのは上生菓子です。菓銘は「ひとつ栗」。先生の手の中で、餡の塊が見る間に栗になりました。


もう一種類、菓銘「小菊」も作ります。練切餡を重ねて包み、形を作っていきます。

はい、完成。梶山先生が2回ずつお手本を見せてくれたら今度は子供たちが作る番です。


作業台の上に、こんなふうに準備された材料と道具を使って和菓子作りをします。


難しいところは、製菓学校の先生たちが丁寧に教えてくださいました。実は、私も指導者側に入って教えています。

担任の先生たちも集中して作っていました。子供たちも楽しそうですが、大人もなかなかできない体験に夢中でした。出来はどうかな。

後半のクラスでは、栄養士の牧野先生も挑戦。2クラスが2時間ずつ、楽しそうに作業していました。


最後に2人の先生が、和菓子作りの素晴らしい技術を見せてくださいました。「はさみ菊」といって、練り切りに切れ込みを入れて菊を作る作業です。

2人が2回ずつそれぞれ違う「はさみ菊」を作る様子を見られました。完成の瞬間は、みんな大拍手でした。


今日、作った和菓子です。この写真は、子供ではなく私の作品ですが、このように一人4個ずつ箱に収めて持ち帰りました。おうちで体験を思い出しながら味わっていることでしょう。

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