2019-06-13

情報モラル教育の研究授業

今日は校内研究の授業がありました。研究授業というのは、授業をみんなで見合って、指導法の改善に向けて話し合いをする研修のやり方です。これは1-4です。

「SNS東京ノート」という教材を使って、生活を見直していく中で情報モラルについても気付かせていくという内容です。たくさんの先生たちが授業を参観しています。

公園の中を描いたイラストを見て、気になるところを探しました。自転車に乗りながらスマホを使っている人がいますね。

前に出て、自分が印を付けたところを電子黒板で示していました。

こちらは3-3です。「SNS東京ノート」の中学年版を使って、人に言われて嬉しかった言葉、嬉しくない言葉を考えました。

嬉しかった言葉でも、場合によっては嬉しくない言葉になることがわかりました。

5つの言葉のカードを使って、どの言葉が嬉しくないかを考えました。

電子黒板で意見を比べると、人によって嬉しくない言葉が違うことが色で表示されます。

「人によって言葉の与える印象が違ってくる」という感想などが出ました。メールやネット上の書き込みなど文字だけだと、さらに受け止め方が違うことがあるということを学びました。

5-3では、動画の見過ぎについて考えました。

こちらも「SNS東京ノート」の高学年版を使います。

「動画サイトを長時間見続けるとどんな影響があるか」について考えを書きました。

自分たちの身近な問題として考えられたようです。

さらに、好みに合わせた広告が出る仕組みを知り、実は見ている人の情報が収集されていることも学びました。「怖え…」という声が漏れていました。

研究授業終了後は、先生たちで協議をして授業の工夫や課題について話し合い、最後に講師の先生から指導していただきました。インターネットやSNSは子どもたちにも当たり前の社会になっています。正しく活用できるための情報モラルを身に付けることが大切です。

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