5年生の社会科見学
今日は5年生が、7&iホールディングス伊藤研修センターに社会科見学に行きます。AKP(天沼会社経営プロジェクト)の学習の一つとして、企業理念や社員研修について学びに行くのです。アリーナで出発式をしました。
バスで新横浜にある「伊藤研修センター」に到着しました。イトーヨーカドーの店長や各部門のスタッフなどがが泊まり込みで研修して技術を身に付けるための施設です。
この企業体験学習は、NPO法人「スクールアドバイスネットワーク」のプロデュース、学校支援本部(AW)のサポートにより実施しています。
AKP社長役の子どもから、1日お世話になる伊藤研修センターの職員の方に「よろしくお願いします」と挨拶をしました。
講義のあと、実習研修が始まります。厨房での寿司作り、スーパーのレジ接客、衣料品売場の接客と陳列の3つのグループに分かれます。寿司作りのグループは身支度をしました。
レジ接客のグループもエプロンを身に付けました。エプロンのひもが後ろでなかなか結べません。
レジ接客グループは、トレーナーの方から、お客様に気持ちよく応対するためのハキハキとした話し方を教わりました。
お辞儀の仕方も大切なポイントです。お客様の方を見て腰から折ります。
店員側とお客様側に分かれて、POSレジの実習をしました。
バーコードのない青果などは手で入力します。最近はセルフレジなどもあるからか、子どもたちも手慣れている感じがしました。
車椅子のお客様が来店したらどうしたらいいか、お客様の立場になってできるサービスを考えます。
こちらは赤ちゃんを抱いたお客様。何をしてあげたらいいかな? ただレジを操作するだけではなく、常に状況を判断して動くことが求められます。
こちらは衣料品売場の接客グループ。ここでもまずは正しい姿勢と挨拶から。
お客様が広げた衣類をたたんで戻します。立ったままシャツをたたむ方法を教えてもらいました。あごで襟を挟んではいけないそうです。
続いて、おすすめのコーディネートをマネキンに着せて提案する、という実習をしました。テーマを決めて、色や組み合わせを考えます。
たくさんある衣料アイテムの中から、どの服にしようか選んでいます。
シチュエーションを決めて服を組み合わせていきます。この班は「若かりし頃の校長先生が渋谷に出かける」というテーマだそうです。(笑)
これは、「中島先生がデートに行くファッション」という設定だそうです。トレーナーの方からは「きっとクールな感じの先生なんですね」というコメントがありました。(本人は別会場にいて不在でした)
各班それぞれがコーディネートのポイントを発表しました。
3つ目のグループは寿司作りです。厨房エリアに入る前に、まずは正しい手洗いから。
コロコロテープで髪の毛やホコリを取り除きます。
スーパーの陳列実習をする教室も見せてもらいました。
いよいよ、寿司作りが始まります。
機械で作られたシャリ玉にネタを乗せて握ります。
衛生的に作るために薄い手袋を付けています。
6種類入った寿司パックを一人一箱作りました。出来栄えはいかがでしょうか。
お昼は、研修センターの社員食堂で持ってきたお弁当を食べさせてもらいました。
お弁当を食べ終わったら、作ったお寿司を一人2カンずつ食べることができます。マグロやサーモンが人気のようで…
残ったのはイカばかり。もっと食べたい子がこれも食べました。
実習後のまとめでは、実習で学んだことをAKPの副社長役の2人が発表しました。
トレーナーの方々から、仕事をする上で何が大切なのか、改めて教えてもらいました。
帰る前に、研修センター1階の資料室で会社の歴史や取組の展示を見ました。
玄関で記念撮影です。とても貴重な体験の中で、学んだことがたくさんあったようです。この学びを生かして、今後AKPでは商品の生産と販売を進めていきます。