学年別運動会

今年の運動会は、密集密接を避けるこれまでとは違った新しい形の運動会です。開会式は、４年生だけアリーナに集まり、オンラインホームルームのシステムを使って各教室に動画配信しました。

１年生の児童代表の言葉も、タブレットのカメラに向かって発表しました。

教室には、リアルタイムでアリーナの映像と音声が流れてきます。開会式はこのようにオンラインで全校一斉に行いました。

１時間ごとに学年別に校庭に登場します。それぞれの学年で準備運動として「天沼エクササイズ」をしました。係は高学年の子どもたちがクラスごとに担当しています。

最初は４年生から。力強さとキレのある「天小ソーラン」を披露してくれました。校庭ではその学年の保護者の方々が、ベランダからは一つ下の学年の子どもたちが演技を見ています。

次は、３年生の「四色炎舞」。大きな動作で一斉にフラッグを振る様子は壮観でした。

１年生は「カラフル」。楽しそうに一生懸命踊る様子に、見ている側も笑顔になりました。

２年生の「Cute Dance 2020」。「カワかっこいい」という言葉どおり、難しいダンスをかっこよく踊りました。

午後は５年生の「天、走る！」。花火やオリンピックの種目などを自分たちで考えた動きで表現する創作ダンスに、子どもたちの工夫が込められていました。

そして６年生の「天沼伝★極」。今までのように組んだり支えあったりすることができませんが、体は触れ合わなくても気持ちを一つにして新しい天沼伝を作り上げました。

閉会式はそれぞれの学年ごとにアリーナで行いましたが、最後の６年生は校庭で行いました。天沼伝をやり切った思いのこもった６年生代表の言葉は、保護者の方々から大きな拍手をいただきました。

新しいスタイルの運動会には、「やっぱり前の方が良かった」というご意見もあると思います。しかし、メリットデメリットを検討しながら、これからの時代に合わせた行事に変えていく第一歩になったと考えています。