4年生の「そなエリア」見学
今日は4年生が「そなエリア東京」に見学に出かけました。
「そなエリア東京」は、有明にある防災体験学習施設です。震災直後を生き抜く知恵などを、防災体験学習ツアー「東京直下72hTOUR」で学ぶことができます。
そなエリア東京に着いて、学年全体を半分に分けました。コロナ禍で、どの見学場所も一度に入場できる人数を制限しているため、学年全体で見学することができません。防災館や、国会なども人数制限があり、社会科見学をどのように実施するか悩みどころです。
そなエリアの隣には、広大な「臨海広域防災公園」があるため、後半に見学するグループは広場で遊んで待つことになりました。
全力で走り出す子どもたち。元気です。
前半後半が入れ替わり、見学が始まりました。
体験する「東京直下72hTOUR」は、一人ずつタブレットを持ち、問題を解きながら体験していきます。
駅ビルの10Fにある映画館からエレベーターで降りている時に震度7の巨大地震が起きたという設定でツアーが始まります。
エレベーターを降りると、駅ビルは停電していました。避難誘導灯のほうに進んでいきます。
外に出ると、地震の被害に遭った町並みが現れました。
ニュース映像ではアナウンサーが被害の程度を知らせています。
倒れた電柱や崩れたビルなどが再現されています。
場面に応じてタブレットに問題が表示され、それに回答していきます。
東京に大地震が起きた時の様子を、CGでの映像で確認しました。
避難所に避難したという想定で、避難所にある機材についても学びました。
避難生活で必要なものが展示してありました。
続いて、防災対策についての展示を見学しました。非常食や転倒防止器具などが並んでいました。
PCで過去の地震の資料を見ることもできます。
そなエリアには、本当に大震災が起きた時に対策本部として使用されるオペレーションルームがあり、それを上から見学することができます。ここが使われるようなことがないことを祈りたいですね。
最後に、アニメ「東京マグニチュード8.0」のダイジェスト版を視聴しました。リアルな設定に子どもたちは自分のことのように真剣に見ていました。
見学後、再度防災公園に全員が集合しました。早咲きの桜が満開です。
広がってお弁当を食べ、学校に戻りました。これで、今年度の校外学習が全て終わりました。今日もいい天気で良かったです。