2月23日
青井陽治さん、山本健翔さん、
篠原久美子さん、関根信一さん、田中信也さん、鈴木里沙さんによる授業

「放課後の卒業式」リハーサル

 最後の練習になりました。子どもたちもやや緊張気味です。本番では、途中の動きが分からなくなっても、台詞を忘れてしまっても、周りの大人は誰も助けてくれません。まずは、自分自身で本番に向けての課題を見つけるために、1回目のリハーサルをしました。
細かい変更点についての説明と、ねらいの確認
説明を聞く子どもたちの真剣な表情
<第1場>朝
 
<第2場>朝の教室@ 
 <第2場>朝の教室A
<第2場>朝の教室B
<第3場>放課後の教室 <第4場>高木先生の卒業式 始まり
<第4場>ダンス
<第4場>エレベーター:1@
<第4場>エレベーター:1A
<第4場>エレベーター:2@
<第4場>世界の子どもたち@ <第4場>世界の子どもたちA
<第4場>未来の友情@
<第4場>未来の友情A
<第4場>未来の友情B
<第4場>未来の友情C
<第4場>未来の友情D <第5場>フィナーレ
 途中で台詞に詰まったり、困って互いに顔を見合わす場面もありましたが、とりあえず最後まで流しました。この後、互いに感想や意見を出し合いました。
たくさんの子どもたちから、たくさんの意見や感想が出されました。
 ・この前よりも、随分よくなっていたとは思うけど、まだ、台詞が聞こえない人がいた。
 ・台詞をしっかり覚えれば、自信をもってはっきりと台詞が言えるようになると思う。
 ・(見えないボールでキャッチボールをする場面があるため)キャッチボールの場面で、誰にボールを投げている  のかをはっきりさせて演技しないと伝わりにくい。
 ・道具の置き場をはっきりさせないと、出遅れたりじゃまになったりして困ると思う。
 ・同じ方向を向いてずっと話していた人がいたが、その人の台詞は見ている人の位置によっては聞き取りにくく   なるので、動きを工夫した方がいい。 
 ・朝の場面で、台詞を増やした方が伝わると思うところがあった。
など、その他にもたくさん出されました。 
青井さんから
「指摘された部分については見ている人に伝わりにくいので修正します。即興劇や、朗読劇、「未来の友情」の劇は、高木先生に見せているという設定なので、そのことを忘れないで演じましょう。」
この後、各パート毎に集まって、出された池のwもとに修正したり、確認したりし合いました。
 作戦タイムの後、いよいよ最後の通し練習をしました。それぞれで話し合って、若干修正された部分もあったりしましたが、1回目よりもずっとよい仕上がりになっていました。明日の本番に向けて講師の先生方から、「友だちを大事にするように自分を大事に」「失敗を反省せずに、前へ進め、自分の身体を大切に」「自信をもってがんばれ」など、激励の言葉を頂いて頂きました。最後に校長先生から、
「この1年間、演劇の授業をしてきた中には、得意なことや不得意なことなど様々あったと思います。今日のリハーサルを見て、これまでにみんなが学んだことが、心にも身体にもしっかり蓄えられていると感じました。1人1人がみんな真剣で美しく、感動しました。これまで蓄えた力を、明日出してください。」
と言われ、最後の練習は終わりました。
 明日、子どもたちの一人一人の輝きが、見てくださる方々に伝わることを祈っています。