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篠原久美子さんから、今日の授業の確認。
「今日は、皆さんが書いたけんかの台本をもとに行います。場所、俳優、観客、台本は演劇の4要素です。それに基づいて、今日は俳優にもなるし、観客にもなります。みんなが俳優と観客になって「一つの場」を支えましょう。」 |
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「親子げんか」
あらかじめ、台本で演じるグループと即興劇を演じるグループに分かれており、始めは台本で演じるグループの人で行いました。吉田さんがお母さんになったり、反対に子ども役になったりして、2人組で「親子げんか」を演じてみました。
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見ている側も、一生懸命友だちや吉田さんの動き、台詞の一つ一つを感じて真剣に見ています。まさに、演じる側と見る側が一体となっていました。
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「ゲームウォーズ」
ゲームを巡り、わがままを言う役と、それを取り巻く友だちという設定です。わがままを言う役を吉田さんにまず演じてもらい、後から様々な役を演じてもらいました。同じ台本でも、演じる人によって少しずつキャラクターに変化が見られました。
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「ゲームウォーズ」その2
「先生たちやって」という子どもたちからのリクエストに答えて、吉田さん、
宮校長先生、森江先生、香西先生が演じてみました。子どもたちも大喜びでしたが、それと同時に、「よし、自分も」という意欲が、ますますわいてきたようでした。
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「子供の喧嘩に大人が入る」
今度は、即興劇を選んだ人たちで行いました。道でぶつかった2人と、それを止めようとする大人の3人の劇です。途中まで台詞がありますが、途中から自分で考えて台詞を言い、場を作り上げていかなければなりません。始めは吉田さんに入っていただきましたが、あとから子どもたち3人で行いました。
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「子供の喧嘩に大人が入る」
即興劇の中で、「私、急いでいるんですけれど」とか、「人の喧嘩に口出さないで」とか「警察に電話しますからね。あなたのなまえを教えてくれます?」など、やりとりの中で設定を作ったり、相手の動きを見たりして、様々なおもしろいやりとりを自然にしていました。
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「テストで0点を取って母親に叱られる」始めに吉田さんが母親役になり、即興で親子のやりとりをしました。「お母さん、算数得意だった?」「・・・苦手だった」「ほらぁ、遺伝だよ。お母さんが馬鹿だから、私も馬鹿なんだよ、仕方ないじゃん。」「何言ってるの、あんたのが馬鹿よ」などなど、日常的によくあるような会話が生まれてくるなど、演じる方は勿論、観る方も興味深く引き込まれて観ていました。
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吉田さんによる朗読と歌。
イラクの子どもの絵に谷川俊太郎さんが詩をつけた『お兄ちゃん、死んじゃった』という絵本を、説明しながら朗読してくださいました。また、「みんなが見ている星と同じ星を、イラクの子どもたちも見ています。そんなことを考えながら歌います。」と言って、最後に宮沢賢治さんが作った『星巡りの歌』を、歌ってくださいました。
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