篠原久美子さん、田中信也さん、長谷基弘さん、丸尾聡さん、山本健翔さんによる授業

自分とは違う人を演じてみる

5つのグループに分かれて「世界の子ども」の台本を元に、演じます。
現在の日本の暮らしからは想像できない中にいる子どもたちの会話や手紙といった内容の台本を、5人の演出家のご指導の元に稽古し、演じてみるのがこの時間の学習です。
篠原久美子さんのグループ
サラエボとコソボのこどもの手紙の台本を元に演じるグループ。
まずは、それぞれの国の様子の説明を受け、子どもたちはイメージをふくらませています。
長谷基弘さんのグループ
サラエボの子どもの手紙の台本を元に演じるグループ。内戦の様子などの説明を聞きました。海岸に打ち寄せられた手紙を拾って読むという演出内容も聞かされ、子どもたちはイメージをふくらませ、練習を始めました。
丸尾聡さんのグループ
エルサルバドルの子どもたちの話からできた台本を元に演じるグループ。
それぞれで台本を読みあい、役決めをして練習に入りました。
山本健翔さんのグループ
丸尾聡さんのグループと同じくエルサルバドルの子どもたちの話からできた台本を元に演じるグループ。台詞にはいる前に、地球儀で場所を確認したり、世界の戦場にいる子どもたちの写真を見たり、写真から諸感覚を使って感じた言葉を集めたり、しながら、十分にイメージをふくらませていました。
田中信也さんのグループ
ブラジルのストリートチルドレンの話を元にした台本に取り組むグループ。ストリートチルドレンについて説明をしていただいた後、好きなポーズで台本を繰り返し読み合いました。
篠原久美子さんのグループの発表
男子と女子に別れ、互いに向かい合う形で手紙を読むという発表をしました。
田中信也さんのグループの発表
思い思いのポーズをとり、ストリートチルドレンになりきった発表でした。
長谷基弘さんのグループの発表
海辺に打ち寄せられた手紙を拾って読む、と言う形での発表でした。海辺の音のBGMの中で読むという演出もありました。
丸尾聡さんのグループの発表
自分の役の発表以外の人は後ろ向きに立ったり座ったりし、自分の台詞のところになると、すっと出てくるという演出でした。

山本健翔さんのグループの発表
印象に残った台詞を選んで、動きなど場面ごとに相談して発表しました。それぞれ感じたことを台詞にのせていました。
最後に校長先生から
「同じ台本でも演出によって違うということがよくわかりましたね。演じている人も、見ている人も皆真剣で、内容の濃い授業になりました。