7月5日  吉田日出子さん、篠原久美子さん、
関根信一さん、鈴木里沙さんによる授業
「けんか」の台本を書いて演じる
はじめに

 篠原久美子さん、関根信一さんから、今日の授業についての説明がありました。
「今日の授業は、『けんかの台本を書いて演じてみる』です。みんなの書いた台本を読んでお芝居としてスムーズになるように書き直しました。」
「演劇には、場所、俳優、観客、台本の4つの要素があります。」
「即興劇になったときは、ぶったり蹴ったりなど、けんかの動作をするのではなく、理屈、言葉で打ち負かすことにします。」

はじめに

 まず、軽くウォームアップ。
  
  手を回す。
  軽くジャンプ。
  声出し。




はじめに

 まずは、兄弟げんかを台本通りに演じてみました。
 弟が兄の野球ボールを無断で友だちにあげてしまったことで、けんかが始まります。
 兄役は、吉田さんです。
 
 同じ台本で何組か演じました。



はじめに

 吉田さんや友だちの演じている様子を台本を見ずに真剣に見て、感想を発表します。
  
  「本当にけんかをしているみたいだった。」
  「弟が憎たらしかった。」
  



はじめに


 夏休みの家族旅行でどこに行くか、母、弟、妹がもめている場面です。
 それぞれが、自分の行きたいところを主張して譲りません。
 
 はじめはちょっと大人気ないお母さん役を吉田さんがやった後、何組か演じました。



はじめに  


 部屋の片付けをしないでテレビを見ている子どもと、母親との親子げんかの場面。

 即興で、お話をどんどん作りながら演じていく組もあり周りを笑わそうとしている訳ではないのに、見ている人たちが大笑いする場面もありました。

 吉田さんの愛犬トゥルーパー君も名演技(?)でした。



はじめに

 
 自分の電卓を勝手に使われたと思っている弟と姉のけんかの場面。
 「使った。」「使わない。」の水掛け論。即興の台詞がどんどん飛び出しました。

はじめに


 サッカー(ダンス)に打ち込みたい子どもと、英語を習わせたい母親との親子げんかの場面。

 好きなことをやりたい子どもも、英語は将来役に立つと信じて疑わない母親も、お互いに自分の考えを曲げません。


はじめに

 授業の終わりに、吉田日出子さんからお話をうかがいました。
 
 「今日は楽しかった?」
 「人が輝いていると、見ている人が『いいな。』と、思います。」
 「たくさん色々なものを吸収して、放っていって下さい。」