7月12日  鴻上尚史さんによる授業
「シアターゲーム」
鴻上尚史さんによるシアターゲーム
今日の授業についての説明。
「心の中で思っていることは、声と体を使って伝えるしかない。今日は、声と体を使って表現力をアップするための授業をしようと思っている。ちがうとか、まちがうということはない。正解にたどりつく授業ではない。」
声を出す
円形になって、自分の名前を言っていきます。
手拍子に合わせて、テンポよく、リズムよく。
手拍子が男なら1回、女なら2回、ジーパンなら3回、とだんだん難しくなっていきました。
 
体を動かす 「便所爆破ゲーム」
教室に、「うんこチェンジ」「便器チェンジ」「便所爆破」の声が響きました。
大いに盛り上がり、笑顔あふれるゲームでした。
からだで遊ぶ 「彫刻家」Ⅰ
二人組になって、一人は素材、一人は彫刻家になります。
素材に色々なポーズをつけ、タイトルをつけます。
素材は、彫刻家の言うがまま、されるがまま。
「彫刻家」Ⅱ
できた彫刻をお互いに見合い、気に入った彫刻のところに立ちます。
そこで、彫刻家がタイトルを発表します。
「うーん。」
納得の声が上がりました。
「彫刻家」Ⅲ 
今度は、与えられたタイトルで彫刻を作ります。
この彫刻のタイトルは「悲しみ」。
教室の隅にうずくまる素材。
他にもいくつかのタイトルが与えられましたが、
意外と「すっげえ嬉しい」というタイトルに悩んでしまった子どもたち。

声」の何を変えると「声」が変わるか~声で遊んで表現力をUP~

「気持ちを変えると声は変わる。気持ちでなく、声そのものの何を変えると声は変わるか?」
すぐに出てきたのは、「高さ」と「大きさ」。
「質」、「速さ」、「間」についても教えていただきました。
実際にやってみて、随分違うことに気付く子どもたち。
「声」の何を変えると、Ⅱ
「どんなファッションにする、どんな髪型にするというように、声にもこれだけの可能性があることを覚えておいてほしい。」
と、鴻上さんから一言。
声を使って遊ぶ  ムチャクチャ語
日本語を使わず、ジェスチャーも使わず、ムチャクチャ語で相手に自分の思っていることを伝えます。
声が一本調子では伝わリません。
自然に顔の表情も豊かになる子どもたち。
最後に
今日の学習を振り返って、感想を交流しました。
篠原さんから、「体の表現も、声の表現も、ムチャクチャ語もすぐにできて、意味じゃないところで会話できることが素敵。」
そんなお褒めの言葉を頂きました。