10月4日  山本健翔さんによる授業
「見えないものを見る授業」
大縄を跳ぶ
今日の授業「見えないものを見る」 「みんなでお芝居について考える」の説明を聞いた後、クラス毎に実際に大縄を跳びました。「縄を持つ人」の山本さんの言葉にすぐに手が上がり、次々と8の字跳びや増やし跳びをしました。
見えない物を見る 1(大縄を跳ぶ)
縄を持つ役の子を二人決めて、見えない縄を跳びました。山本さんが「跳んでる」「跳んでる」「見えてる」「見えてる」「ひっかっかた」の声をかけながら、縄を跳ぶ感じをつかませていました。
縄を回すタイミングが合わない時は、山本さんと鈴木さんが回す役をして「縄、見えているかな」と言いながら、体全体を使って回すことを見させて、子どもに跳ばせる場面もありました。
台本について
全員が輪になって座り台本の説明を聞きました。    「Kさんが考えてくれた話が良かったので入れました」 「Aさんが考えた、思い出が未来から帰ってくることが キーワードになるようにします」             子どもたちが考えたり書いたりしたことが台本になっていきます。 
台本を読む
順番に台本のセリフを読みました。誕生日に子犬をもらった場面です。ハッピーバースデーの歌から始まりました。みんな、台本をしっかり見ていました。


見えない物を見る 2(箱を開いて) 子犬が入っている箱の大きさはどのくらいか考えさせてから「ちょっと待って、あっ」と言う場面を、演技しました。「真ん中に箱があると思ってください。勇気のある人どうぞ」の言葉で、すぐ女子が出て箱を開けて「あっ」と言う演技をしました。
周りから、拍手が。
ひとりひとりが箱を開けて・・・ 
「開けて見た瞬間どうなるか」「自分が開けたらどうなるか」「箱の大きさは、台本を広げた大きさ」
輪になった場所で、ひとりひとりが順番にやってみました。                              開けて「ワッ」「アッ」「フーン」「ウワー」「オッ」「くさっ」 「小さい」「いらない」「イヌ?」・・・・・・・・・・・
自分なりの表現をしていました。

見えないものを見る 3      
「講師の山本さんにしっぽがあったら」「きれいな着物を着ていたら」・・・・と見えないけど見えたらどんな反応をするか声にださせました。その後に、花が咲かない木に花が咲いた場面を設定しました。山本さんが外を見て「ワッ」と言ったら子どもたちは後ろを向いてその時の言葉や表情を表現しました。           「今まで見えないものが見えた。どうなるかな?」   「声が出る」「体がびくっ」「一歩引く」「目が開く」「目を閉じる」「固まる」「笑う」・・・                 息をのむことは、普段みんながしていることで、舞台の上でも同じことを教えていただきました。 
もう一度「箱を開いて・・・・・」
もう一度箱を開く演技をしました。「ちょっと待って。と言って息をすっているね。」「あっ、の時は吸った息が出る時もあるね」と山本さんは息使いに注意を向けさせていました。
グループで台本を読む 
やりたい役に手を挙げさせ、5人を選びました。台本を見ながら誕生日の場面のセリフを通して言ってみました。
「あっ。」「ああ、いいなあ。」と言うところなど、息が良く動いていたことを褒めて頂きました。
これからの芝居を考える
「どんな未来だったらおもしろいかな?」子どもたちにおもしろいとは、どんなことなのか考えさせました。
「予想できない」「イメージと違う」「感動する」「真剣な場面でおなかがすく」「他の人が考えないもの」・・・・
「つまらない、退屈なのは」についても考えさせ、未来はどんな姿なのか考える宿題が出されました。