自立と自律

どちらも学校では児童への指導や保護者への説明等でよく使用する言葉です。大変似た言葉ですが、以下のように使い分けることができます。

「自立」は、他人の手を借りず迷惑かけないように、自分のことは自分でできるようになることを指します。生活指導(特に低学年)の柱でもあるし、特別支援教育の目的としても使われることが多いです。それに対し、「自立」ができるようになり、周りの者と互いに適切に依存し合うような時が「自律」なのだとおもいます。

他者に迷惑をかけないことが中心である「自立」から、迷惑をかけ合いながらも時には諭し時には許すことがてきるよう、上手に依存し合う「自律」が今後は求められてくるのだと思います。

「自ら考え行動する」「自己受容、他者理解」できる児童の育成が、今の学校には必要です。保護者や地域、そして児童本人の理解や自覚を深めながら推進していきます。

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