毎年、この下半期の時期に、総合的な学習の時間の内容の一つである、『キャリア教育』の一環で職業講話を実施させていただいております。保護者の方を中心に講話ボランティアの呼びかけをし、今年は保護者・地域を含め11名の『講師』の方にお話を聞くことができました。今回は、保育士、出版社ご勤務、公認会計士、政府系国際協力関連の法人ご勤務、ライター、ピアニスト、音楽家、銀行員(2名)、オーナーシェフ、医師という多種多様な業種の方々に、各クラスで職業、仕事に関する内容について、総合的に講話をいただきました。
仕事内容のお話にとどまらず、目指すまでの道のりから、現在、そして今後のことについて、あるいは仕事上での喜びやご苦労されていることを児童に投げかけ、将来設計の指針のヒントになるような内容までご講話いただきました。ご多用の中、資料もつくっていただいた方も多く、心から感謝申し上げます。児童が仕事に就くのはまだ先ですが、逆算して今何をすべきか考えた児童、生き方や考え方に共感した児童、自分が目指していたものに近いお話を聴けた児童と、聴くだけではない、『考える授業、想像する授業』としてとらえた児童が多かったようです。