杉並区立済美教育センターが区立学校向けに発出している、事故事例報告を読みました。それによりますと、令和4年度、本区における子供園、小中学校の交通事故報告件数は30件でした。(うち、自転車利用にかかわる事故件数は12件)令和元年度34件、令和2年度24件、令和3年度28件と、ここ4年間は30件前後で推移しています。
例年どおりならば、今年度も杉並区内で30件ほどの交通事故(子供園、小中学生がかかわる事故)が起きることになります。登下校時の見守り、学校での交通安全教室、警察による取り締まりやパトロール等はもちろんですが、大人も子どもたちも、一般道路を使用する一人ひとりが、「交通事故の当事者意識」をもつことがより重要だと思っています。子どもたちによく言う、「決して他人事ではない」「自分の身は自分で守る」ことにつながる「当事者意識」です。
これまでもずっと保護者や地域、区役所や警察の方々の見守りを学校周辺で行っていただいており、深く感謝申し上げます。まだまだ、危険個所、危険時間帯をすべてカバーできる体制ではありませんが、「ここまでやれば安全、安心」という境目はないので、今後も地域全体で見守る体制の拡充、児童の当事者意識向上に向けて頑張りたいです。