今ここでもう一度「いじめ」を考えたい②

《大分県のある学校の校内いじめ防止研修資料等から抜粋、一部加筆》「児童・生徒からの声」ということで、以下の言葉が引用されていました。

◎いじめを訴えた時に、みんながいる前で「職員室に来なさい」と言われると嫌だ。 ◎ いじめが発覚した時、クラスみんなの前で、「クラスでいじめがあった」なんて言わないでほしい。 ◎呼び出す時に、みんなにバレないようにしてほしい。 ◎親に心配かけたくない。親には絶対言わないでほしい ◎休み時間に先生たちに見てほしい。隙間時間が怖い。 ◎相談する事は、とても勇気のいることと知ってほしい。 ◎いじめられていると、まわりの人に知られたくない。 ◎ 「大丈夫?」と聞かれたら、「大丈夫」って答えてしまう。 ◎「笑っているから大丈夫」と思わないで。

このような声がある中での聞き取り調査、事実確認は、慎重に慎重を重ね、進めていきます。場合によっては保護者にもお伝えするタイミングを迷うようなケースもあります。迅速に対策を講じたい案件であっても、このような児童・生徒の思いを最大限に配慮し、寄り添いながら対応する必要があります。

 

 

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