今年度最後の『ふれあい月間』です③

 なかなか表面化してこない、実態がつかみにくいパターンとして、「インターネットを介したいじめ行為」があげられます。インターネットと言っても、ほとんどが子ども自身が所有しているスマホや通信機器の備わったゲーム機を使ったもので、内容は圧倒的に「悪口」です。スマホ等を与えている保護者の皆さんは、我が子のスマホ利用についてどの程度関与されていますでしょうか。学校では、1人1台専用タブレットにおいて不適切なサイトを閲覧していたり、誹謗中傷のような書き込みが確認された場合、一時的に預かり、教育委員会や運営管理をしている会社にログ解析を依頼します。履歴や投稿内容が消去されていても、使用端末、時刻等を特定し、適切な対応をします。ご家庭では、おそらくそこまではされないかと思います。

 区内の様々な学校の報告によると、小学3,4年生の児童なら、すでにメールやLINEで友達の悪口を書き込み、その内容を仲間で共有しているとのことです。低学年に及ぶのも時間の問題です。ネット上の話なので、発覚しにくく、学校でも気付くことが難しいです。ご家庭での使用ルール確認を定期的にお願いいたします。

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