今月は『ふれあい月間』です。(その2)

いじめに関する研究で有名な森田洋司氏によると、いじめの四層構造論として、「いじめている人」「いじめられている人」「観衆(周りではやし立てる人」「傍観者(見て見ぬふりをする人)」をあげています。正確な統計は確認していませんが、指導した実績や多くの事例を参考にすると、「いじめられている人」よりも、「いじめている人」の方が断然多いです。このことだけをもって言うならば、「わが子がいじめられているかもしれない」確率よりも、「わが子がいじめているかもしれない」確率の方が高いことになります。もし「観衆」層に入っていると仮定すれば、加害側になっている確率はぐんとあがることになります。

 

わが子の学校での様子は、残念ながらわが子だけからはすべてを知ることはできません。教員や級友が真実を知っている場合もよくあります。ご心配な時はどうぞご相談ください。

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