直前は雨が続き最後の練習ができず、さらに寒暖の差も激しい週だったので、当日は様々な不安を抱えて登校した児童も少なくないのでは、と思っています。しかし、当日の演技はどの学年も練習どおり、いや、練習以上の成果を発揮できたと思っています。

私は昔から「本番に強い子どもたち」という言葉が嫌いです。練習や準備をきちんとせずに、本番にだけ力を発揮するなんてことはないと思っているからです。そんな便利な機能をもっている子はいません。教員は計画どおりに、そして子供たちに合わせた指導を適切に行い、子どもたちはそれに応え、しっかり目標に向かって練習を重ねてきたという実績がそれまでにあったので、当日に力を発揮できたのです。「練習はうそをつかない」のです。今後も子どもたちの「頑張りたい、叶えたい」目標を、的確な準備や助言、練習などで支え、指導していきます。