このことは、私が本校に赴任してから一貫して保護者や地域の皆様にお伝えしてきていることです。子どもはかけがえのない存在として、学校側と家庭側との中心におり、学校と家庭は対立したり一方的な思い込みであったりするこのないよう、「子育て、教育」という点では同等な立場で協力関係を保っていきたいというのが、本当の想いです。学校側も迅速で正確な情報伝達や対応が十分にできているかと言わたら、まだまだ自信をもって返答できる域には届いていないと思いますが、これからもしっかりと手を携えながら協力関係を築いていきます。
下の画像は学校公開時には校舎内に掲示されていたチラシなので、お気付きの方も多いかと思います。東京都教育庁人事部から東京都内の市区町村教育委員会あてに8月末に配付されたもので、学校と家庭とのコミュニケーションにおいて、困難性の高いケースが増加しているため、というのが理由だそうです。当然、杉並区内の学校においても掲示されているかと思います。
本校は「パートナーシップ」を掲げておりますが、学校と保護者が情報共有する場合、楽しい話題で連携する場合もありますが、時には真剣に、大いに意見がぶつかり合い議論するようなケースもあります。いずれにしても、その先にある「中心にいる児童のしあわせ」を願ったパートナーシップの形式の一つです。「一方的に」「誤った情報で」「感情のみで」とならないような工夫や努力は、学校も家庭も行っていく必要はあります。子どものための、「真の」パートナーになれるよう、頑張る所存です。