多くの大人がわが子に対し、そして多くの教員が通う児童・生徒に対し、思っていることではないかと思います。いじめ防止や人権感覚を養うことにもつながりそうな、この「自己肯定感を高める」こと。いったいどのようにすれば高まるものなのでしょうか。
「特効薬」や「魔法の言葉」はなかなか見付けられませんが、「人は、自分を肯定してくれる人を肯定するようにできている。あなたが相手を否定しなければ、相手もあなたを否定しなくなっていく。」と話していた人がいました。いわゆる「相互全肯定」の状態をつくることがカギとなるようです。その体験の中で、自然と自己否定感が薄れ、自己肯定感が高まっていくのだということだと思います。
まずは家庭から、教室から、どんどん実践してみたいと思います。