論点の相違

9/27のネットニュースで、「60歳代の男性が、マスクを着けていない状態で下校中の小学生に殴り掛かり、傷害容疑で逮捕」という内容が報道されていました。ネット上での反応は、やはりマスクの要否論が中心になっていました。様々なコメントを読んでいて、なんか違うなあ、と感じていました。ここで問題にすべきは、マスクの効果や害ではなく、「人を殴った、暴力を振るった」ことではないでしょうか。

「暴言や暴行等、いかなる暴力も許されない」ことは万人が共有している認識だと思いますが、「理由、背景、経緯」等の条件論が先行し、相手を傷付ける暴力は絶対にいけないという大前提が置き去りにされることは、学校現場ではあってはならないと考えます。「ダメなものはダメ」であり、理由やそうなった背景等は、再発防止や関係改善、解決のために、その後にじっくり傾聴する環境をつくっていきたいです。

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