1~3月の避難訓練は、毎年児童に「事前告知なし」で実施しています。1/1の能登地震、29年前となった阪神淡路大地震(1/17)など、「災害、避難」をいつも以上に意識しているこの時期に行ったことは、大変大きな意義があると思っています。1/2の航空機事故でも「避難」がキーワードになりました。
飛行機事故では、的確な誘導指示があったとは言え、避難は怖かっただろうし、能登地震では、避難先でもまだまだ不便な生活が続いています。でも共通しているのは、その子にいる人たちの「助け合い」「声の掛け合い」「ルール順守の大切さ」だと、私は感じました。特に大勢いる中での避難や移動は構成人の「互いを思い合う精神」がないと助かるものも助からない場合があります。合言葉となっている「お・か・し・も」は、周りの人たちへの配慮の意味も含まれています。本校の場合、教職員含め約900人が安全に避難、移動しなければならないので、決して大げさではなく、普段の避難訓練もこのくらいの真剣さで参加すべきだし、そのような指導を行っていきます。今日の避難、移動は十分合格点でした。(下の画像ですが、写す場所で暗さがだいぶ違って見えますが、もちろん同じ日同じ時です。)