昨年度に引き続き、今年度も高井戸警察署や区の地域パトロール担当の方々をお招きし、協議会を行いました。映像や資料を中心に、警察関係の方々の防犯、交通安全に関する貴重なお話を聞くことができました。詐欺電話やインターネット犯罪等、内容は多岐にわたっていましたが、自転車の運転や扱いに関する話題が多かったように思いました。小学生のお子さんをもつ方々には切実な問題だし、実際に自転車が関係する事故、盗難などの事件はなかなか減らないのが現状のようです。
道交法が改正され、自転車運転時のヘルメット着用が努力義務となりました。特に同法63条11の第3項には、「児童又は幼児を保護する責任のある者は、児童又は幼児が自転車を運転するときは、当該児童または幼児に乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない。」とあります。保護者が率先して交通安全に関与していく重要性を示していると思います。「自転車事故の死者のうち、7割は頭部の損傷を負っている。」「ヘルメット非着用時の致死率は、着用時の約2.3倍。」という数値も参考にしながら、家族で話し合う機会がもてるといいな、と思います。今日の話も、たくさんの保護者に聞いていただきたい内容でした。今後そういう機会をつくっていきたいです。