先週の車いす体験学習に続き、今週も福祉に関する学習の続きを行いました。目が見えない、耳が聞こえない、身体が不自由であるという状態を体験し、その方の気持ちや感じ方に寄り添えること、そのために自分たちができることを学ぶ、大事な体験学習です。今週も多くの保護者の方々や社会福祉協議会の方々のご協力のもと、学習を進めることができました。
正直、体験自体を「楽しんでしまう」感覚をもってしまう児童がいます。普段見ない使わない用具を使ったり着用したりする活動なので、物珍しさもありそういう発想も仕方ない部分もありますが、「何のための学習なのか」「学習したその先の考えや行動が大事である」ことを4年生担任は指導しています。特に学校の外、日常社会でどう生かすという場面が多いと思いますので、家族で外出するときなどで話題にしていただけると幸いです。「いつかは自分も。いつかは家族も。」という視点で真剣に学んでいる児童も少なくありませんでした。