(7/11)不審者対応避難訓練

全国を震撼させた大阪教大付属池田小での不審者侵入による大事件が起き、今年で22年となります。その時以降、全国の各学校では不審者対応の訓練や門の施錠、警備員や監視カメラの配置等、各自治体や学校でできる限りの対策を講じてきました。本校でも毎年不審者対応訓練(児童在校中の避難訓練と、教職員のみの対応時の2回)を行ってきています。ただ、毎年恒例の訓練となっていることから、「慣れ」が一番怖いです。慣れないで毎回真剣に取り組めるための訓練、方策を今後も模索していくことになりそうです。

訓練後に、講師役の高井戸警察署スクールサポーターが教職員向けに話をしてくださった言葉が印象に残りました。「こういった事件は本当に稀はであるが、『まさか(本校では起きないだろう)』という気持ちではなく、『もしかして(本校でも起きるかもしれない)』という気持ちを持つことが大事である。」

「まさか」を「もしかして」に変える発想、これは不審者対応だけではなく、児童を見守る上での心構えや様々な危機対応にもつながる視点なのかもしれません。

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