１ 学校経営のテーマ
「小中一貫教育校 杉並和泉学園の開校に向けた教育活動の充実」
杉並区教育ビジョンに則り、地域や保護者の方々の温かな支援を活かし、公教育の目的である徳・知・体のバランスのとれた人間を育成するため、小中一貫した教育を実施するとともに、個に応じたきめ細やかな教育活動を展開し、地域・保護者の信託にこたえる学校づくりを推進する。
（１）自信と誇り
・生徒が本校に通っていることに自信と誇りがもてる学校にする。
そのために、生徒の様々なよいところを保護者や地域の方々と共に認め、紹介し、励ましていく。
・教職員が本校で教育に携わっていることに自信と誇りがもてるようにする。
・保護者や地域の方々等が、我が子、我が町の子を通わせたくなるようにする。
（２）小中一貫教育の試行
・義務教育９年間を見通した小中一貫教育を強力に推進し、教育活動の充実、教員の授業力の向上、地域との連携を更に進める。
（３）目標の明確化
・公教育の信頼獲得により、生徒数の確保、各種調査（学力・体力調査、児童生徒アンケート、学校評価アンケート等の正答率や肯定的回答）の向上を図る。
２ 目指す学校像
（１）基本理念
「①全ての生徒が②安心して③楽しく学校生活を送ることができる学校」
（２）具体的な方策
① 生徒が満足感や成就感を味わえる学校
各教科等の学習、学校行事、部活動などを通して、必要なことをしっかりと学び、その上に立った練習、努力で生徒自身が自らの成長を実感できるようにしていく。
・授業時数の確保、英単語や漢字など各種コンテスト、読書活動、キャリア教育、言語活動や言葉の教育、食育、道徳の時間、学校支援本部による自学自習教室「和泉手習い塾」、部活動等の充実を図る。
② 説明責任を果たす学校
学校経営に関して具体的な内容や方法を保護者や地域の方々に説明し、どんな学校経営、教育活動を行って、どのような成果を出す予定なのかを明らかにする。実施後は、その結果を具体的に示していく。
③ 教職員が専門職としての自覚と高い指導力をもち、協働し、学び合う
教育者として生徒や保護者との確かな信頼関係を築くため、一人一人が日々の言動に責任をもつとともに常に向上心をもち、互いに協働し、切磋琢磨するなかで個人の力量、組織としての力量を高めていく。また、小学校教員の指導のよさ（例えば、教材準備等指導のきめ細やかさなど）から学び、授業の質を高めていく。
④ 保護者・地域と共に学び共に育む学校
様々な教育活動を保護者・地域に開くのを当然のこととし、学校情報を互いに共有することで本校の教育に対する理解を深めるとともに、学校も地域の活性化に向け様々な事業に協力していく。
学校支援本部と連携・協力し、地域資源を活用した教育活動を実施し、学校の活性化を図る。
⑤ 小中９年間を見通した教育活動を展開する。
そのため、小中合同研究会、小中教員による交流授業の充実を図るとともに、小中一貫教育学習案内に基づいた教育活動を実施し、生徒の学力・体力の向上、豊かな人間性の育成を図る。
杉並区教育ビジョンに則り、地域や保護者の方々の温かな支援を活かし、公教育の目的である徳・知・体のバランスのとれた人間を育成するため、個に応じたきめ細やかな教育活動を展開し、地域・保護者の信託にこたえる学校づくりを推進する。
