「気づく喜び共感カフェ2019」が開催されました
令和元年9月発行のCSニュースレターから
「やる気スイッチ 探そう」
7月22日(月)14時から「熟議」から名前を改めた、「気づく喜び共感カフェ2019」を開催しました。
CS委員、支援本部の方々、教職員、保護者の皆様、その他の関係者70名以上の皆様にお集まりいただきました。ありがとうございます。
共感カフェのメインテーマは「やる気スイッチ 探そう」としました。
昨年CSが実施した保護者さん対象のアンケートにおいて、保護者さんの第一の関心事はやはり「学力」でした。学力を高めるためには、子どものやる気が重要であると考えたことが理由です。
当日のプログラムは、
1.学園の児童・生徒の「やる気スイッチの状況」
(講師:山口裕也済美教育センター主任調査官)
2.ワールドカフェ「子どものやる気スイッチが入るのは?」
(6人1グループになっての討議、入れ替えあり)
3.わくわく算数レストランからみた子どものやる気スイッチ
(高槻義一講師)
という内容でした。
「共感カフェ」に参加しての感想
教員から
●子どもに接するとき、やはり子どもをほめること、達成感をもたせること、成功体験を積み重ねること、目標をもたせること等が大切である。
●子どもによってやる気になるスイッチは異なる。
●子どもにどのように学び方を身につけてもらうようにするのか、考えるきっかけとなった。
保護者の方から
●やる気の入るきっかけはどこにでもある。
●も大人もできる喜び、できた喜びが大切である。
●よりも能動であってほしいが、見かねて声掛けしすぎることを反省した。
●「学び」を実感するためには、学校だけではなく、家庭でできることも多くあると思う。
●どこにスイッチがあるのかを見極めるのが難しい。
●先生方のご苦労がわかった。
地域の方から
●生徒・児童本人もさることながら、周囲の大人も相対するときに生きいきとしていないとスイッチのありかも形も見えてこない。
●子どものスイッチが入るきっかけは多様である。
●そのために繰り返しきっかけを提供していきたい。
来年度の「共感カフェ」に向けて
●今年は発表のための議論ではなく、じっくりと考え、感想を書きながら振り返るというスタイルに変更しました。このスタイルは多くの方からご賛同をいただきました。来年も継続したいと思います。
●来年も興味を持ってくださる方達が多く参加していただけるよう、時期は夏休み最初の月曜日を予定しています(学校側の都合により変動するかもしれません)。
是非ご参加ください。
また、こうしたテーマで話し合ってみたいという内容をCS委員にお伝えください。よろしくお願い致します。
●CSが第2期から第3期に
杉並和泉学園は、平成27(2015)年4月に和泉小、新泉小、和泉中の3校が集まって1つの学校となって開校しました。
同年10月にCSの指定を受けて、第1期がスタートしました。
杉並区ではCS委員の任期は2年となっています。
このため、杉並和泉学園のCSは平成29年9月に第1期が終了し、10月から第2期となりました。
この第2期の任期は令和元(2019)年9月で終了します。
杉並和泉学園のCSの指定は継続しますので、10月から第3期が始まります。
これまでのご協力に感謝申し上げるとともに、これからもCSへのご協力をお願いいたします。
第2期CS委員は以下の通りです。
田中 稔(杉並和泉学園学園長)
坂野 慎二(会長、玉川大学教育学部教授)
坪井 裕三(職務代理、和泉親児の会メンバー)
伊藤 歩(青少年委員)
久保田 知子(旧和泉中学校元PTA会長)
増田 結子(小学部元PTA会長)
松本 利恵(旧和泉中学校元PTA会長)
三浦 陽一(和泉親児の会メンバー)
吉橋 正美(学校支援本部 本部長)
白滝 一紀(学校支援本部前本部長、平成30年2月逝去)
発行:杉並和泉学園学校運営協議会 令和元年9月発行