小学部 外国語の授業
外国語の授業は、コミュニケーション活動を行うため、ティームティーチング形式です。今回は、高学年の授業に入っていただいている、JTE(Japanese Teacher of English※小学校英語指導員)の方々のご紹介を兼ね、子供たちの様子についてお話をうかがいます。
6年生担当:矢部 由美子 先生
今年度から6年生のJTEをさせていただいている矢部由美子です。
杉並和泉学園には、より高い目標に積極的に挑戦しようとする子供がたくさんいます。そんな子供たちと楽しく授業をさせていただいています。
例えば、「プレゼンの準備をする」という内容の授業では、辞書を使って英語を調べて、難しい単語でも果敢に英文に取り入れようとしていました。また、多くの子が仲間と協力して英作文に取り組んでいました。
たった45分の授業ですが、毎回子どもたちは本当に真剣です。この積み上げによって培われるものを考えるとワクワクします。
“You never fail until you stop trying.”(挑戦をやめるまでは,失敗ではない。)by Einstein
これからも杉並和泉学園の子どもたちの挑戦を応援していきたいです!
5年生担当:松本 舞 先生
5年生の外国語の授業をサポートしておりますJTEの松本舞と申します。
私は、5年生の児童のみなさんの学ぶ力にとても感心しています。
「わかる!」「言えた!」「言ってみたい!」
と主体的に学ぶ姿勢、仲間の発言から表現やアイデアを拡げていく思考力、仲間のアドバイスを自己改善に活かす省察力…本当に素晴らしいです!
また、私は、英語学習は生きる力に直結すると考えています。
なぜなら、英語の核は、論理的思考力と相手意識だからです。それは、相手に分かりやすく、簡潔かつ正確に伝える力です。「英語を」学ぶことを通じて、生活するうえで大切な力が身につけられると思っています。
そして、言葉や文化の壁が低くなると、「外国語で」世界中の情報や人と関わりやすくなります。つまり、外国語は自分の視野や可能性を広げるきっかけとなるのです。
私自身も、ヨーロッパ、アジア、中米など様々な国を周りました。その国々の言葉や英語を使って、人々と交流しました。一緒に勉強したり、旅をしたり、踊ったり、料理を教え合ったり、結婚式に参列したり、工芸品店で日本語の案内板の作成を依頼されたり、旅行者から通訳を頼まれたり、日本の協力で建てた学校を訪ねたり…色々な体験をしました。そのおかげで、日本にいても、外国にルーツをもつ人との垣根はありません。出会いが豊かになりました。
杉並和泉学園の児童のみなさん、英語を学ぶと、世界中で、楽しいこと、自分が役に立つことを発見できますよ!