2020.05.18入試に向けて
5月16日の新聞報道で「大学入学共通テスト」を来年1月実施で準備をすすめという記事がありました。今年度からセンター試験にかわり始まる予定の共通テストの実施は難しそうですが、休校が長引いた高校の生徒への対応の一例として「履修確認がしづらい分野は、選択問題の追加で、わからないところではなく違うものから選ぶことも検討している」としています。また、令和3年度高等学校入学者選抜等における配慮事項が5月13日に文部科学省より出されました。その中で都道府県教育委員会、私立学校等の関係団体と中学校間での情報共有、連携を図ることを依頼しています。スポーツ・文化活動の中止等に伴い、志願者に不利益がないこと。また、臨時休業に伴う出席日数、諸活動の記録等への不利益がないこと。入学者選抜の出題範囲、出題方法については、適切な工夫を講じることなど、高等学校への入学志願者への配慮を求めています。加えて、小学校や中学校等の入学者選抜でも同様の工夫を講じることが望ましいとしています。臨時休校が続いていますが、次年度の入試については例年通りの日程で実施されるものとして準備をしていく必要があります。学習については6年生と9年生の履修について第一に考え計画していきます。さらに、全員が入試に臨む9年生の進路指導については今まで以上の情報収集に努め、より丁寧に説明、相談しながら不安のない状況の中で、進路決定に向けて個々の生徒が努力していくことができるように、支援してまいりたいと思っています。