2021.10.01今日から10月
1年間の折り返し点を迎えました。今年もここまでずっとコロナ対応が続いていましたたが、緊急事態宣言も解除されました。そして、今日は都民の日で学校はお休みです。「都民の日」のいわれは、明治時代にさかのぼります。府県や市町村という地方制度は、明治11年ごろよりだんだんと形づくられ、22年5月には、明治元年から置かれていた東京府の中に新たに東京市が誕生しました。しかし、この東京市では、市民の市政参加への道が大きく制限されていたそうです。市長と助投の仕事は国が任命した府知事と府書記官が行い、市投所の建物もなく市の職員もいなかったそうです。こうした自治の制限に対し、市民の市政参加の道を広げようとする運動がねばり強く続けられ、明治31年になって、市制特例は廃止され、同年10月1日には、市会によって選ばれた市長をもつ新しい東京市が誕生し、市役所も開設され新しい東京市が誕生しました。この歴史を忘れないため、大正11年10月1日「自治記念日」に定められ、昭和27年に「都民の日」となりました。都民の日を記念して施設の無料公開や記念行事も予定されています。しかしながら、今日は大型で非常に強い台風16号が伊豆諸島に接近し、東日本の沿岸部が暴風域にかかるおそれもあり、気象庁が警戒を呼び掛けています。
都民の日の具体的な案内はこちらへ
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/08/24/10.html