2021.11.07COP26って何?
新聞や、ニュースで話題になっているCOP26、「環境問題に関する国際会議」ですが、もう少し調べてみましょう。正式には第26回気候変動枠組条約締結国会議(United Nations Climate Change conference)という会議で、国連の気候変動枠組条約に加盟している国が毎年開催する会議です。年々上昇する地球の温度と、それに伴い激しさを増す自然災害、海面の上昇、森林の破壊などに対して国際社会がどう対応していくのかを話し合うための会議です。地球温暖化の原因である二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量をどれだけ減らせるかがカギとも言えます。温暖化を産業革命以前のレベルから1.5℃の上昇に抑えるためにどうしていくか。そして2015年のパリで開催されたCOP21で、温暖化を1.5℃以下にすることが合意されました。2050年までに二酸化炭素の排出量が森林などの九州によって大気中から取り除く量を上まわらないことを達成することが求められています。そのために、まず2030年までに現在の世界の排出量を半分にする必要があります。気候の危機を前に今、地球規模の行動が求められているなかで、イギリスに主要国の首脳が集まるCOP26には大きな期待が寄せられています。