大学入試共通テスト2日目の朝は津波警報から始まりました。大学入試センターは「自治体の指示に従って、命を守る行動を最優先で」と呼びかけています。原因は南太平洋のトンガ諸島で15日午後1時10分頃に起こった大規模な噴火の影響で、太平洋沿岸の広い地域で津波が観測されました。東日本大震災で大きな被害を受けた地域にも津波警報が出され、多くの人が避難したほか、航空機、鉄道など交通機関にも影響が出ています。トンガと日本の距離約8000kmを約13時間あまりで到達した津波に日本に被害を及ぼすエネルギーがあるのに驚かされます。避難訓練で指摘されていますが、東京でも地震はいつ起こってもおかしくない状態です。発災の場合の避難について、建物の倒壊や、火災への対応など各家庭でも考えていることと思いますが、再度確認してください。