2022.09.04ヒロシマから繋ぐ平和のバトン
9月4日日曜日、杉並区勤労福祉会館ホールで令和4年度「広島平和学習中学生派遣事業」成果報告会が実施され、本学園中学部8年生の井上明香さんが体験報告をしました。
この事業は、事前学習や現地での様々な体験を通して、平和の大切さを学び、自分達に何ができるか、何をしなければならないか等を深く考え、自校、地域に伝え広めることを目的にしています。
井上さんはホール壇上で「被爆者の方のお話を聞いて原爆の恐ろしさを強く感じた。」「戦争のない平和な日常を生きていられる事がどれだけ幸せな事だか分かった。」「今回知った事を周りの人に広めていかなければならないと思った。」「被爆者の方からお話を聞いて核兵器と人間は共存できないと思った。」と想いを語っていました。
私自身、4年前、この事業の立ち上げに協力したという事もあり、井上さんの力強い発表は感慨深いものでした。
その当時よりも今の世界情勢は複雑になっており、未来を担う子供たちに平和を希求する心や態度を育まなければならない状況下にあります。
井上さんには是非、学園で学んだ事を発表する機会を作り、学園の皆で平和の大切さを考えてみたいと思います。
井上さん、お疲れ様でした。とても力強い発表でした。
