2022.10.25６年生と8年生が高円寺のまちをきれいにする地域貢献活動を行いました
１０月２５日火曜日、5・6校時、総合的な学習の時間の学習「高円寺地域に学ぶ」の一環として、６年生と８年生が協力して小中合同地域清掃を行いました。
この学習活動には、2つのねらいがあります。1つ目は、地域に貢献する学習活動を通して、自身の暮らす地域の課題を知るとともに、自分自身がその課題を解決するために何ができるかを考え、行動できる力等をはぐくむこと。2つ目のねらいは小学部・中学部の交流活動を通して、互いの信頼関係を醸成したり、刺激を受け合ったりすることです。
今回は小学部生と中学部生が混じる１０のグループに分かれて高円寺のまちに出かけ、道端に落ちている空き缶や紙ごみ、たばこの吸い殻を拾ってきました。１時間ほどの活動でしたが大きなごみ袋６袋分のごみ等を集めてきました。ごみを拾う様子はどのグループも一生懸命でこれまでの学習等で社会貢献意識、ボランティア精神等が育てられていることを感じました。
学園の校庭に帰ってからは、各グループが輪になって「どのようなごみが多かったのか」「地域の課題は何か」などについて意見交換をしました。
話し合いの様子から、この学習活動のねらい「地域の課題について知り、その課題解決の方法等を考え、理解すること」や「小学部、中学部の交流」が深められ、達成されつつあることを実感しました。また、学園が施設一体型小中一貫教育校として開園してから２年半、新型コロナウイルス感染症の流行から、開園前から計画されていた小・中学部の交流活動等が十分にできない状況にありましたが、ミーティングの様子から、改めて互いにかかわり合う学習の面白さやその効果等を実感することができました。
各グループや個人の感想等は、これからの学習の中でまとめていくことになっています。そのまとめから、児童・生徒が何を感じ、どのような方法により課題解決を図ろうとしているのかもっと知りたいと思います。
