学園長ブログ

PRINCIPAL BLOG

2022.10.28D組の生徒が他校の生徒と親交を深めました。

写真

 10月28日金曜日、沢山の保護者の方々に見守っていただきながら、和田堀公園陸上競技場(済美山運動場)で第一回となる「フレンドリースポーツ大会」が開催され、済美養護学校や区内の特別支援学級の生徒たちとスポーツを通した交流が行われました。

 このフレンドリースポーツ大会は、新型コロナウイルス感染症が流行する前までは、毎年、杉並区の全特別支援学級固定級〈小学校、中学校、小中一貫教育校〉と済美養護学校の児童・生徒が体力の向上と相互の学校・学級の交流・親睦を深める為に「連合運動会」という名称で行われていました。しかし、昨年、諸事情により長い歴史に終止符が打たれました。

 このことを残念に思った中学校特別支援学級の先生方が、済美養護学校の校長先生や先生方に呼びかけ、済美養護学校と特別支援学級の親交、そして特別支援学級相互の親交を深めることを第一の目的とする「フレンドリースポーツ大会」として復活させることにしました。

 今年の競技種目は「大玉ころがし」「台風の目」「選抜リレー」の3種目です。以前行われていた連合運動会は個人記録を競い合う陸上競技主体の大会でしたが、フレンドリースポーツ大会は親交を深めることを目的にしているため、個人競技ではなく、団体種目、それも学校・学級が混じり合うチーム編成となっていました。

8.png3.png

 帰り道、D組の生徒たちにこの大会の感想を聞いたところ「とても楽しかった。」「小学校の時の友達に会えた」「自分なりの全力が尽くせた」という答えが返ってきました。何よりの感想です。

 この行事の実施においては、各学級・学校の先生方は勿論、教育委員会特別支援課、済美教育センターにお力添えをいただいての復活となりました。来年度は、生徒たちや先生の意見等をまとめ、さらに内容等が充実するよう、工夫していきたいと思います。

 本当に頑張りました。

 本学園の皆で、D組の生徒全員に、目には見えない「1等賞のメダル」を首にかけてあげたいと思います。

ページトップに戻る