2023.02.10小学部と中学部の子供たちが豊かにかかわり合いました。
2月7日火曜日、2月10日金曜日、朝の時間、小中一貫教育の取組として、中学部8生と小学部3・4・5年生、くすのき学級の児童の交流会が開かれました。
〈3年生は2/10(金)、4・5年生・くすのき学級は2/7(火曜日)に実施〉
8年生と3年生の交流は、8年生による紙芝居読み聞かせ、8年生と4年生の交流は、主にクイズ大会、椅子取りゲーム、じゃんけん大会などの室内レク、8年生と5年生は、クイズ形式で中学部生活について紹介するグループ別活動を中心にした交流会が行われました。また、8年生とくすのき学級の交流会は、レゴを一緒に組み立てたり、遊具で遊んだりする自然な形の交流が行われていました。
先日実施された児童・生徒対象の教育調査(アンケート)でも、「小中学部の児童・生徒が交流することは大切だと思う。」という設問に肯定的に回答する児童・生徒が4分の3以上(77%)となっています。しかし、実際、「交流する機会がいくつもある。」という設問について、肯定的に回答する生徒はおおむね半数(55%)くらいとなっています。このような結果となっているのは、新型コロナウイルス感染症の流行もあり、小中学部の交流活動が、開園以来なかなか実施できない状況、配慮しながら小規模に進めてきた状況が続いていた事が主な理由だと思います。
小学部・中学部の「豊かな交流」「自然な交流」「日常的な交流」こそ、本学園の一番の特色であるはずです。新型コロナウイルス感染症と共存する時が訪れようとしている今、今日のように、児童・生徒が自分たちで主体性をもって行う形の小学部児童と中学部生徒が豊かにかかわり合う取組をこれからも"熱気"をもって進めていければと思います。
短い時間でしたがとても意味のある交流活動でした。