2023.03.07９年生が普通救急救命講習を受講しました。
３月７日火曜日、１０日後に卒業する９年生が東京都消防庁杉並消防署の皆様や応急手当普及員認定書をお持ちの杉並消防団の方から、心肺蘇生法、AED使用法などの講義を２時間半受け、「普通救命講習認定証」をいただきました。
杉並区の全中学校で、中学校３年生までにこの普通救命救急研修会を実施することとなっていますが、本学園では、９年生が行います。その目的は、義務教育を修了する時、この講習を受けることで、これまで以上に地域社会の一員としての自覚や社会貢献意識を深めさせるためだけではありません。大地震など大きな災害があった時だけではなく、日常生活においても、人命救助をする必要がある事態に遭遇した時、適切な処置(人助け)を行う知識・技能を身に付けさせることにあります。また、ご家族が異物を飲み込んだり、事故・病気等で心肺停止になったりした時などには、大切な家族の命を救うこともできます。
9年生の中には、杉並中学生レスキュー隊に所属し、すでに心肺蘇生法などについて知識や技能を身に付けていた生徒もいますが、大部分の生徒が初めての講習となりました。本講習を修了した９年生が本学園を卒業し、地域の一員としての自覚をもって生きる時、本日学んだ事が生かされることがあるかもしれません。とても、大切な学習となりました。
お力添えをいただきました、講師の方々に心より感謝したいと思います。
