2023.03.13最後の生徒会朝会と 広島派遣生徒、オーストラリア留学生徒の報告会が行われました。
3月13日月曜日の1校時前、本年度最後となる生徒会朝会と広島とオーストラリアに杉並区の代表として派遣された本学園の生徒の成果報告会が行われました。
生徒会朝会では、生徒会長、各委員会の委員長により、本年度後期の活動報告等が行われました。報告の中では、単に何を行ったかについて述べるのではなく、その活動から得た成果や課題、次年度に行うべき、課題解決方法等がまとめられていました。皆、堂々とした態度で発表しており「さすが委員長!」と声援を送りたくなってしまいました。
活動報告の後には、生徒会役員が中心となって作成した在校生からの「卒業生へのお祝いメッセージ」を9年生に手渡すセレモニーを実施しました。
生徒会朝会の後は、8月5日(金)から7日(日)に実施された「広島平和学習中学生派遣事業」と8月12日(金)から8月21日(日)に実施された「杉並区中学生海外留学(第10期)」の校内成果報告会を行いました。
広島に派遣された代表生徒は、平和式典への参加など現地で体験した事や「悲惨な戦争は繰り返してはいけない。」「人間と核兵器は共存できない。」など、平和について、感じたこと等をPCによるプレゼンテーション形式で発表しました。また、オーストラリアのウィロビー市に派遣された8年生の代表生徒は、現地でのホームステイ生活の様子や現地でのインタビューやアンケート調査に基づく「日本とオーストラリアの交通機関の違いについて」の研究成果を、同じくPCを活用してプレゼンしてくれました。また、この派遣を通して、自分が獲得した「一生ものの力」について、語ってくれました。オーストラリア派遣については、私が済美教育センター所長時代に立ち上げた事業であり、広島派遣についても事業の計画段階から主催者の相談に応じていた事業であったため、2人のこの派遣を通して成長していった様子を知り感無量でした。
今月の21日火曜日から、杉並区中学生小笠原自然体験交流が始まり、本学園からも代表生徒1名と引率教諭1名が世界自然遺産の小笠原で貴重な体験等をしてくると思います。現地で何を学んで来たのか、何を感じてきたのか、報告を受けるのが今から楽しみでなりません。この3つの事業は杉並区次世代育成事業であり、区民の方々のご寄付により実施されています。全ての支えてくださる方に感謝したいと思います。