2023.09.01地震発生を想定した避難訓練を行いました。 - 関東大震災から100年 ー
9月1日金曜日、防災の日である本日の10時15分から、大きな地震の発生を想定した避難訓練を実施しました。
残念ながら、暑さ指数が高いため、校庭への避難訓練を中止して、各教室廊下までの避難行動となりました。どの学年の児童・生徒もこれまでの避難訓練時や始業式、学活などにおいて、10万人を超える死者・行方不明者を出した関東大震災から今年が100年目となることを伝えていたためか、とても真剣で緊張感のある訓練となりました。
全学級から異常がないことの報告を受けた後、私から、関東大震災で多くの方が亡くなったこと、その後、復興の努力が進められたことについて伝えた後、過去の災害から学び、自身の命を守るために防災意識や対応力等を高めなければならないこと、学園外にいる時に大地震が発生した時にしなければならない事等を家庭で話し合っておくこと等についてお話をしました。
学園の内外を問わず、大地震等が発生した時、落ち着いて、速やかに命を守るための行動、避難行動をとれるようにするためには、今日のような避難訓練等を繰り返し、行わなければなりません。これはご家庭でも同じです。大地震が発生した時の家庭としての行動や約束について、確認し合う日が防災の日であると思います。
是非、ご家庭でも、以前、東京都から配布されている「東京防災」を参考に、大地震が発生した時にしなければならない命を守る行動や避難場所等について、共通理解を図っていただきたいと思います。
最後に、発災から一世紀が過ぎようとしておりますが、改めて、関東大震災でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りしたいと思います。