2023.10.05令和5年度中学部生徒会本部役員選挙が行われました。
10月5日木曜日の6校時、大アリーナにおいて、令和5年度中学部生徒会役員選挙とその立会演説会が行われました。今年の立候補者は会長を含む生徒会本部役員6名の定員に対して、7・8年生から6名が立候補しているので、生徒会会長、本部役員ともに信任投票となります。
今年は例年とは異なり、会長候補者以外は全員、7年生という立候補状況でした。本学園が2年後5周年を迎えることを考えると、今回の立候補者たちがその周年行事等を運営する生徒たちになります。
立会演説では、立候補者一人一人から、これからの学園をどう生徒たちにとってより良い環境、雰囲気に変えていきたいか、どのような未来にしていきたいのか、その思いと具体策がしっかり語られました。また、応援をする生徒も、立候補者の魅力や人柄をしっかりと伝えていました。残念ながら、インフルエンザの流行により、立候補者、応援者ともに欠席で壇上に上がれない生徒もいましたが、選挙管理委員が本人の書いた原稿を代読していました。選挙公約としては、「部活動再登校制度を見直したい。」「自習ルームを設置したい。」「小中交流の機会を充実させたい。」「挨拶運動を充実したい。」「生徒の学習環境をもっと良くしたい。」「感謝の言葉が飛び交う学園にしたい。」等が語られました。
立会演説会後、生徒たちは、杉並区選挙管理委員会からお借りした投票箱を用い、本物の議員選挙と同じ方法等で投票を行いました。
言うまでもなく、生徒会選挙は、本学園のリーダーとなる生徒会本部役員を選出するものです。きっと、立候補した生徒たちは、選挙公約の実現に向けて、一生懸命、活動に取り組み、学園生活をこれまで以上に良いものに変革してくれるでしょう。
それだけではなく、生徒会選挙は、その流れ全体において、生徒一人一人が数年後に得ることとなる選挙権を、責任感をもって行使しようとする「公民的な資質」を養う機会でもあります。真剣に立ち会って演説会に参加する態度や投票行為をする生徒たちの様子から、公民的な資質の芽生えを感じることができました。
勇気をもって立候補し、立派な演説をした6名の生徒たちとその応援者、そして、この選挙を運営してくれた選挙管理委員の頑張りを称えたいと思います。頑張りました。