2023.10.07中学部生徒が震災救援所訓練に参加しました。
10月7日土曜日、本学園で中学部生徒が在校中に大地震が発生したという想定で令和5年度高円寺学園震災救援所訓練が行われました。
中学部生徒は、月に1回実施している避難訓練と同じく、地震発生を伝える放送の後、身を守る危険回避行動をとり、校庭に避難しました。その後、避難者という立場となり、地域の防災担当の方、区役所の方が行う訓練に避難者という役割で参加しました。今年の訓練のプログラムには、炊き出し訓練も含まれており、生徒たちは訓練で調理した保存食の「五目御飯」をもらって帰りました。 中学生レスキューの生徒たちは、地域の方々が作る避難所組織「庶務・情報部」「衛生部」「物資等配給部」「救護・支援部」「施設管理部」の部員となって、運営に携わってくれました。
訓練後に行われた高円寺学園避難所運営委員会代表者による会議では、中学生レスキューの頑張りについて「いざという時に中学生は頼りになる。」「一生懸命活動してくれた。」などのお褒めの言葉がたくさん寄せられました。 大地震はいつ発生するのか、現在の科学では予知することはできません。常に危機感をもち、いざという時に備えなければなりません。しかし、仕方のないことですが、東日本大震災の発災当時を知らない今の児童・生徒たちは、危機感・切実感等に乏しいのも事実です。それ故に今日のように東日本大地震を知る地域の方々と共に行う大地震発災を想定した訓練を繰り返していく事は、児童・生徒の防災意識等を高めるために大切な事だと考えます。 高円寺学園の生徒たちにとって、とても有意義な午前になりました。