2023.11.15第2回 Happy D Store が開催されました。
11月14日火曜日、13時45分より、大会議室において、中学部D組の生徒たちが本年度2回目となる「Happy D Store」を開店しました。6月の学園長blogでもお知らせしましたが、この学習は、キャリア教育の一環として、将来自立的な生活を送るために必要な「望ましい職業観・勤労観としての進んで自分の役割を果たそうとする態度やコミュニケーション力」等を養うことを目的に行っており、本年で3年目となります。
今回販売する商品は、ベビーカステラ、クッキー、エコバッグとなりました。
D組の児童たちは、これまでのこの取組等の反省をもとに商品開発を進めてきました。特にベビーカステラやクッキーについては、自信をもって販売できる商品とするために、何度も調理し、皆で味や形などを皆で確認し、粉や中に入れるチョコレートなどの具材の量や調理法等の改良を進めるなどしてきました。本日販売する商品は、この間の学習の集大成となります。商品だけではなく、宣伝のための「案内ちらし」も生徒たちがタブレットPCを使ってデザインしたもので、日常の学習の成果を感じるものでした。
生徒たちは、前回同様、商品販売係、調理係、レジ係等に分かれ、接客等、自身の役割・仕事を一生懸命果たしていました。今回、驚かされたのは、生徒たちの接客の仕方です。担任の先生方にその成長の理由を聞いてみると、先週、座・高円寺にあるカフェ「アンリ・ファーブル」等で職場体験をしてきた生徒たちが、他の生徒たちに接客の仕方等を伝授したという事です。早速、職場体験の成果を生かすことができました。
商品は、試行錯誤の上に完成したものだけあり、ベビーカステラもクッキーも美味しい仕上がり、形のよい仕上がりとなっていました。エコバックも素敵なデサインに仕上がっていました。また、お客様は、保護者の方、学園の先生方がほとんどでしたが、この取組を自校の参考にしようと他校の先生も参観に来られていました。
生徒たちの中には、将来、調理や接客等の仕事やPCを使った仕事を目指している生徒もいると聞いています。別の仕事を夢見る生徒たちにとっても、今回の取組は、キャリア形成の為に、大変有意義な「Happy D Store」であったと思います。
