学園長ブログ

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2023.11.16小学部文化祭(展覧会)が始まりました ~鑑賞を通して、小・中学部生、園児等が親交を深めました~

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1116日(木)から18日(土)までの三日間、本学園交流ホール・一階廊下・小アリーナを展示会場として、小学部文化祭(展覧会)が開催されます。本日、その初日を迎えました。

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今日の12校時は、小学部生だけではなく、中学部78年生や地域にある子供園・幼稚園・保育園の園児も会場に訪れ、展示・掲示されている作品を鑑賞していました。幼稚園児からは「すごい」「きれい」「可愛い」などの歓声があがりました。また中学部生たちからは、小学部生たちの感性の豊かさに驚く声が聞こえました。会場内では、小学部生と中学部生が作品等について、コミュニケーションをとる様子も見受けられました。きっと、声をかけられた小学部生は、自分一人では気付かなかったよさや価値を感じ取ったものと思います。来校した幼稚園児には、小学部生が手を振り歓迎する様子も見受けられました。直接会話等がなくても、作者の心情や表現の意図・工夫等を想像するといった鑑賞活動により、作品を通した心の中での交流が行われたものと思います。

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昨日の午後とは違い、小アリーナには、太陽の日が差し込んでいました。そのことにより、作品によっては、太陽の光が直接あたることになり、光と影の強いコントラストが生まれ、昨日の夕方に見たその作品とは違う表情が生まれていました。特に3年生の段ボール作品「だんだん島」や4年生の「ねんどでタワー」、5年生の「ミラクルミラーステージ」という立体作品で強く感じました。

小学部生、中学部生は勿論、来校した子供園・幼稚園・保育園児たちの鑑賞する態度も立派で、作品一つ一つを、立ち止まってじっくりと鑑賞したり、会場のフロアに座って視点を変えて鑑賞したりするなど、作品とまるで対話するように鑑賞していました。

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今日(16)と明日(17)の午後は、保護者鑑賞時間となっています。今回のblogで取り上げた学年の作品だけではなく、交流ホールに掲示されたくすのき学級の「みんなの顔」、1年生の「もりのどうぶつさんたち、あきのケーキをさあどうぞ」、4年生の「ニステンドグラス」、小アリーナの2年生「くしゃくしゃぎゅっ」、6年生の光の芸術「明かりのある世界」など、私自身、ずっと見ていたくなる作品、誰かと語り合いたくなる作品がたくさん展示されています。児童たちがその年齢ならではの感性を生かし描いたり、造形したりした作品は、私たち見る者の想像力を掻き立てるとともに心を豊かにしてくれます。そんな事が強く感じられる「アートの森」が今、本学園に広がっています。保護者、地域の皆様に、沢山ご来場いただける事を願っています。

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