2023.12.05 高円寺駅前に小・中学部の児童・生徒の大きな声が響きました。―歳末たすけあい運動―
１２月５日火曜日、放課後、高円寺駅前で小・中学部のボランティア児童・生徒が協力して、歳末たすあい運動の募金活動を行いました。
この歳末たすけあい運動は、共同募金運動の一環として地域の社会福祉協議会の方が実施しています。この運動は、戦後の混乱期に市民のたすけあいの精神により、生活に困窮するする人々への物資の持ち寄り運動として始まりました。その精神が受け継がれ、地域の安全・安心な暮らしを支えるために現在も実施されています。今回、杉並区社会福祉協議会の方の協力要請に賛同したボランティア意識の高い児童・生徒たちが、協力してくれました。夕方となり寒い高円寺駅前でしたが小学部生・中学部生の「私たちは高円寺学園の児童・生徒です。歳末たすけあい運動にご協力お願いします。」という大きな声が駅の構内外に響きました。
高円寺学園は３年生から９年生で実施されている総合的な学習の時間に「高円寺のまちをよりよくするために自分たちができる事」についての探究活動を行っています。本日も小学部６年生は、４年間の学びの成果として、「高円寺のまちをより良くするために自分たちができる事」「理想の高円寺にするために」等をテーマとした研究発表会(ポスターセッション)を行ったところです。きっと、街頭で大きな声で募金を呼び掛ける児童・生徒の姿こそ学びの成果であるとも考えます。
福祉を目的とする募金は企画する人、活動をする人、募金をしてくれる人の暖かな想いが込められているものです。今回の歳末たすけあい運動のスローガンは「つながり ささえあう みんなの地域づくり」です。社会福祉協議会の方々、そして本学園の児童・生徒の「つながり合おう、支え合おう」という想い・願いが地域全体に広がっていくことを願いたいと思います。
