2024.01.15書初め展が始まりました。
1月16日火曜日、今日から1月26日金曜日まで、各教室前掲示板などを使用して、小学部1、2年生は硬筆、3年生以上は毛筆の作品を展示する、令和5年度校内書き初め展が開催されます。
今年の毛筆の課題は、3年生は「ふじ山」、4年生は「光る大地」、5年生は「仲間の力」、6年生は「夢の実現」、7年生は楷書「高原の花」・行書「地域交流」、8年生は楷書「遠い銀河」・行書「将来の夢」、9年生は楷書「不断の努力」、楷書「梅花香る里」でしたが、どの作品も字形、筆使い、全体のバランスを意識して書かれた力作・秀作でした。(小学部は全て楷書です。)
特に、その学びの成果として、驚かされたのが、まだ入学から1年も経っていない1年生の硬筆作品です。1文字、1文字、文字の形に注意しながら丁寧に、筆順に従って、真剣に書いたことが良く伝わってくる作品でした。全員に「頑張ったね」「上手に書けたね」と伝えたくなりました。
すでに、中学部の作品の中から、各学年2点ずつ、国語の先生方で優秀作を選び、昨日から1月19日金曜日まで、杉並区役所2階ギャラリーで行われている区の書き初め展に出品されています。
3年生以上が学習する毛筆は、現代社会でほとんど日常において使わなくなっています。直接的に使わなくなってきていても、小学校の頃から、毛筆を使用して「点画の書き方への理解を深めること」「筆圧などに注意して書くこと」は文字を書く基礎となります。また、書写を通して日本の伝統文化、言語文化について触れることにもつながります。
日本の伝統文化教育に力を入れる本学園においては、この書初め展は、とても意味のある文化的行事であると考えます。ご多用の折だとは思いますが、保護者・地域の皆様にも、本学園の児童・生徒が一生懸命書いた硬筆・毛筆作品をご覧いただけると幸いです。是非、お越しください。