2024.01.226、7年生代表が探究的な学習の成果を発表しました。 ―杉並区小中学生環境サミット―
1月20日土曜日、6・7年生の代表児童・生徒が杉並区役所で行われた「令和5年度杉並区小中学生環境サミット発表会(以下、「環境サミット」)」に参加し、総合的な学習の時間で行ったそれぞれの研究テーマに基づく探究的な学習の成果を堂々とプレゼンしてきました。そして、他校の発表に大いに刺激を受けて帰ってきました。
この環境サミットは、杉並区の小・中学生が各学校における環境にかかわる研究の成果を発表したり、自分の住む地域についての問題解決に向けた意見交換を行ったりするものです。今年は、小学校8校、中学校3校、小中一貫教育校2校が参加しました。
本学園の発表は、6年生が「高円寺のまちをよりよくしよう」、7年生が「樹木の固定酸素量に関する学習―木が環境にやさしい理由―」という研究主題について発表をしました。6年生の発表は、小学部での系統的な住環境学習の総括として行われ、高円寺のまちの課題解決をするための具体的な代案を杉並区に提案するものでした。7年生の発表は、カーボンニュートラルの実現に向けた学びの成果について、フレンドシップスクールでの体験学習と結びつけて発表しました。2つの学年の発表は、系統性・連続性が感じられるもので小中一貫教育校ならではの発表となりました。6年生の発表を聴いた7年生が、7年生の発表を聴いた6年生がそれぞれの発表に驚いていた様子、感心していた様子が見られました。学園内でもそれぞれの学びの成果をもっと伝え合う機会を設けていくことの必要性を改めて感じました 。
今回の研究発表会の参加にあたりましては、「すぎなみ環境ネットワーク」「学校支援本部」「日本建築学会」「早稲田大学」「杉並区」の方々にたくさんのご指導、ご支援をいただきました。また、年間を通して、ご指導等いただきましたことで、代表児童・生徒だけではなく、本学園児童・生徒全員が学びを深める事ができました。心より感謝申し上げます。