2024.01.30中学生広島・海外派遣事業の報告会が行われました。
１月２９日月曜日、中学部の朝会で今年の夏季休業期間中に実施された「広島平和学習中学生派遣事業（8/5～8/7）」に派遣された８年生生徒と「杉並区中学生海外留学（8/11～8/20）」に派遣された8年生生徒による成果報告会が大アリーナで行われました。
広島に派遣された生徒からは、「核兵器使用の悲惨さ・残酷さについて」「如何に平和であることが大切かについて」「平和であり続けることについて自身が当事者なければならないことについて」、事前・事後学習で学んだこと、現地での体験、平和式典参加等で感じたことを交えて、発表していました。
オーストラリアに派遣された生徒からは、「ホームステイで実感した多文化・他民族の共生について」「事前・事後学習や現地でのインタビュー等により研究した『日本とオーストラリアの受験制度の違い』等についての報告がありました。また、日本の入試制度への提言や日本の中学生がどう進路を考えるべきかなどの学びの成果も発表していました。
２人の発表から、現地に行き、人と人との交流や自身の様々な感覚で自然・文化を感じることは多感な中学生時代にとても大切なことであることを改めて実感することができました。現地に行っていない中学部生にとっても、大きな学びや刺激になったことだろうと思います。今日の発表を聴いた７・８年生の多くは、自分も行ってみたいという気持ちを膨らませたのだと思います。（来年度、２つの次世代育成基金事業が、どのように継続されていくかについて、現時点では未定ですが。）
発表してくれた８年生２人に、たくさんの学びを私たちに与えてくれたことに対し、心から感謝したいと思います。
