2024.03.04杉並区中学生レスキュー隊合同訓練と修了式が行われました。
3月3日日曜日、令和5年度杉並区中学生レスキュー隊の第2回合同訓練と修了式が行われ、本学園のレスキュー隊生徒7名が参加及び参列しました。
この「杉並区中学生レスキュー隊」は、いざ震災等の災害や事故等が起こった際に、中学生としてできる範囲の救命活動、ボランティア活動等ができるよう訓練するという設置目的に賛同した生徒による訓練を中心にした活動です。今回の訓練は、残念ながら定員を絞られていたため、全員の中学生レスキュー隊が参加することはできませんでしたが、参加した生徒は、「車椅子介助訓練」「消火訓練」「災害時、担架など人命救助等で使うものの身近なものを使った作り方の紹介と担架での運び方訓練」「AEDによる救命訓練」等を行いました。
修了式では、杉並区の白石教育長からお話をいただいた後、代表生徒に終了証と3年間参加した生徒への記念品が授与されました。
東日本大地震から、13年が経とうとしています。また、今年1月1日には能登半島地震が起き、沢山の方が亡くなられたり、家が被災し避難所生活をされたりしています。それら地震の一番の教訓は、大きな災害が発生した際には、地域の皆が支え合い、労わり合い、協力して自分たちの力でその危機を乗り越えていかなければならないということです。
中学生レスキュー隊には、白と黒のウィンドブレーカーと黒のアポロキャップが全員に渡されます。これは、活動への参加賞として渡されたのではありません。いざ、震災があった時に震災救援所等でボランティアの一員として動くユニフォームです。高校生になっても、大人になってもこのウィンドブレーカーを着て、避難所等で活躍してもらいたいと思います。大きな災害の発生時には、人は、頼れるだれかを求めます。その頼れる誰かが「中学生レスキュー隊」であると確信しています。
★追伸★...
今日、3月5日、救急救命研修が行われました。その研修でのレスキューの生徒たちは、周りの生徒たちのリーダーとなり研修を進めていました。さすがです。