学園長ブログ

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2024.03.23今年も「ウクライナ平和祈念チャリティーコンサート」に本学園の児童生徒が出演しました。

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 3月23日、土曜日、座・高円寺において、今年で第2回となる「ウクライナ平和祈念チャリティーコンサート」が行われました。そのコンサートに本学園小学部の音楽教室の児童たちと中学部吹奏楽部の生徒たちが出演し、ウクライナで暮らす方々、祖国を離れ杉並で生活されている方々のために一生懸命演奏しました。

 両学部の演奏は午前の部で演奏した小学部音楽教室も午後の部で演奏した中学部吹奏楽部も共に素晴らしくみんなの心を打つものでした。きっとみんなが平和を願い、心を込めて演奏したからだと思います。今週月曜日に卒業した9年生7名と卒業式を明後日に控える6年生10名もこのイベントに出演してくれました。また、本学園に在籍する児童・生徒(特に8、9年生)も保護者・友人と一緒にたくさん来場してくれました。

 今、児童・生徒たちの暮らすこの日本は、平和な状況にあり、戦争や紛争により命を失う国ではありません。しかし、だからこそ、平和な国で暮す者しかできない支援もあるのだと思います。このチャリティーコンサートに参加した児童・生徒たち、聴きに来てくれた児童・生徒たちにとって、きっと「争いのない世界をどう実現していくのか」「苦しむ人をどう助け、支えていくのか」などについて考える契機となる、かけがえのないイベントであったと思います。

 杉並区長の岸本聡子氏がビデオメッセージの中で「世界に子供たちが起こした戦争は一つもない。」と話されていました。そのとおりだと思います。未来を担う子供たちの純粋に平和を願う想いや声が戦争の抑止につながる世界、時代となることを願いたいと思います。

 杉並区内には、ウクライナの戦争から避難してきている方が、31名も滞在されているとのことです。その方々に今日、チャリティーで集まった義援金だけではなく、演奏した人、ご来場いただいた方の想いも届くことも合わせて願いたいと思います。 改めてこのような機会を本学園の児童・生徒たちに与えてくださいました主催者の皆様に心より感謝申し上げます。

追伸... 卒業する6年生、9年生にとっては引退コンサートでもあるので、演奏する姿を見ていると、少し寂しくなってしまいました。 特に中学部吹奏楽部が初めて演奏する「Back to the future」は、圧巻で、「きっとこのメンバーだから出せる響きなのだろうな」と感慨深い気持ちになりました。

《直前のリハーサルで息を合わせる小学部音楽教室の児童たち》

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《本番を前に、音楽室にて最後の仕上げをする中学部吹奏楽部の生徒たち》

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